札幌の中の島に「純蓮」という名店がありました。1964年創業の老舗で、とても美味しいラーメンを出していたそうですが昭和57年に閉店。
しかし翌年58年、場所を変えて「純蓮」は再開されたそうです。そして再び人気店となり、初代の元で仕事をした三男が中の島に「すみれ」というラーメン屋さんを開きます。
店名ロゴです。今でも中の島の店舗が「本店」となっています。
判子にも「名代 中の島」と彫られています。
セブンイレブンではカップで「すみれ」のラーメンを発売しており、通年商品として人気を博しています。
発売当初から「セブンプレミアム ゴールド」に位置されており長い間カップラーメンコーナーを支えている様です。近年リニューアルされキャッチコピーが「この味、まさに店味。」から「この味、さらに店味。」とされました。
今回はレンジ麺で登場。「すみれ」の店の味を再現したわけではなく、あくまですみれが監修した札幌濃厚味噌ラーメンです。
そもそもすみれのラーメンをお店で食べたことがないので再現度はわかりませんしね。
今回はこちらの商品を美味しくいただきたいと思います!
商品概要
2019年8月14日に発売された商品。「すみれ」と大きく名前が入ってますがあくまで監修。の札幌濃厚味噌ラーメンです。
発売当初はラベルが赤かった様ですが、青くリニューアルされていました。
「Pork & Miso broth」とは「豚と味噌の出汁ですよ」という意味の様です。
税込540円。レンジ麺シリーズは500円台が普通になってきましたね。
500w5分30秒も標準範囲かと。
フィルムを剥がす指示は書いてなかったので一味の小袋も一緒にレンジアップする様ですね。
レンジ麺はスープをゼラチンにしておくことが多い中、液体つゆというのは特徴の1つになるかと思います。中ブタで仕切られていますが、大きく振ったら浸水してきますのでご注意を。この液体つゆが味にどんな影響を与えてくるのでしょうか。
野菜炒め、挽肉炒め、チャーシュー、メンマ、刻みねぎを盛り付けた味噌ラーメンです。濃厚な味噌を使ったスープは、風味のある味わいです。麺は、レンジで温めても茹でのびしにくく、コシのある仕立てです。
ゆで野菜でなく、野菜炒めを採用しています。豚挽肉も炒め済み。
571kcalと今まで紹介してきたレンジ麺よりもローカロリーです。
で、裏面を見ようと逆さにしたら液体つゆが中ブタを超えて上がってきてしまいましたとさ…ご注意ください…
5分30秒…あたため…ま…す…
わー! 麺がくっついてきた! 逆さにしてつゆがかかったしまったからだろうか…ご注意ください…
しかし勢いよく開けたのに麺が切れないというのは、宣伝文句通りコシのある仕立てになってるんじゃないかしら。
中ブタがしきりになっているので、麺・具材とスープは分かれています。
それでは、いただきます! あ…一味は問題なしでした
すみれ監修 札幌濃厚味噌ラーメン食べてみた
注目の液体つゆ。ゼラチンで固めてるわけじゃないからとろみはないか? と思ってましたが多少ありますね。
ってか、油がすごい…ラードの代用ってことなんだろうか…油分で言ったら間違いなく濃厚味噌です。
中細縮れ麺は、確かにコシがあります! スーパーで中華麺を買ってきてもこうはいかないんだよなぁ…
そぼろは存在感ありますね。野菜も思ったよりシャキシャキしていて、炒めていることが功を奏しているのではないかと思います。
チャーシューは大きいところがいいところ。それほど肉感を感じないのが残念なところ。っていうかスープの油分で脂身を感じにくくなっちゃってる気がする。
ちょい足ししてみる
そりゃあ…美味いよ…にんにく入れて不味くなるラーメン食べたことないもん
濃い味にもしっかり対応するおろしニンニクでした。ラーメンへのちょい足しならハズレなし。
わさび
意外と悪くない組み合わせでした。一瞬、油を忘れさせてくれる。ただし量を間違えると味をぶち壊してしまうので、ちょびっとがオススメ。
一味
付属品なんでまあ間違いないですわ。辛味をつけるなら唐辛子系がオススメ。
マーガリン
さらに油分を足すスタイル。もともとあるのと違う油だったからかちょっと爽やかになりました。油分にも違いがあるんですねえ。
ごちそうさまでした!
間違いなく濃厚味噌ラーメンでした。
ラードっぽさもちょっと味わえて、札幌感もあるかなと思います。
量的にちょっと物足りないかなという感じがしますが、昼飯とかなら問題ないかと。
ごちそうさまでした!
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純連のラーメンをAmazonや楽天で通販することができます。”監修”のものとは違いますが、むしろお店の味には近づくかもしれません。