11月30日に、サンヨー食品から《博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン》が発売されました!
ラーメンの名店がカップ麺を監修することはよくありますが、この商品の監修を務めるのは『もつ鍋』屋さんです。コンセプトも”もつ鍋風〆のラーメン”と言う一風変わったものです。
2003年、恵比寿にオープンし”最も予約の取れないもつ鍋屋”とまで呼ばれる様になったもつ鍋の名店が、どの様なカップ麺を監修したのか注目されます。
この記事では、《博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン》が、どの様なクオリティなのかレビューしていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください!
お品書
【サンヨー食品】博多もつ鍋 蟻月 の概要
博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン
発売日 | 2020年11月30日 | 発売地区 | 全国(セブンイレブン) |
内容量 | 128g(70g) | 賞味期限 | 7ヶ月程度 |
メーカー希望小売価格 | 258円(外税) | 熱量 | 480kcal |
今回紹介するのは2020年11月30日に発売された《博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン》です。
監修している『蟻月』はラーメン屋ではなく、もつ鍋屋さん。もつ鍋屋さんがカップラーメンの監修をするなんて、と違和感を感じるかもしれません。しかし、もちろんただのもつ鍋屋さんではなく”最も予約の取れないもつ鍋屋”とも呼ばれる名店です。
その、名店のもつ鍋の”〆で食べるラーメン”をイメージして作られたのがこちらの商品です。
蟻月監修のカップラーメンは、今回が初めてではありません。第1弾は2019年1月に発売されており、同年11月にリニューアル販売もされました。しかし以前発売されていた商品はいずれも縦型のものでした。
今回のリニューアルでは、器が丼型になり、油揚げ麺からノンフライ麺へと変更されています。
実店舗では『赤のもつ鍋(しょう油)』『銀のもつ鍋(塩・黒こしょう)』『金のもつ鍋(昆布だし)』『炎のもつ鍋(辛みそ)』『白のもつ鍋(みそ)』の5種類があり、今回のフレーバーに採用されている『白のもつ鍋』は特に人気が高いそうです。
本格もつ鍋屋さん監修のカップ麺がどの様なクオリティなのか期待がかかります。
【サンヨー食品】博多もつ鍋 蟻月を開封してみた
サンヨー食品《博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン》には4つの小袋がついています。
- ピンク=あといれ特製スープ
- 青=あといれ液体スープ
- 緑=かやく1
- 紫=かやく2
スープは粉末と液体に分かれており、どちらともあといれです。液体スープはフタの上で温めておくと、より出しやすくなると思います。
かやく2種は両方とも先に入れます。
今回のリニューアルの目玉の一つ。ノンフライ麺です。ノンフライ麺とは、油で揚げず、乾燥させて水分を飛ばすことで、より生麺に近い食感で楽しむことが出来る製法ですね。
細ストレート麺がどの様な味わいや、食感になるのか楽しみにしたいと思います。
【サンヨー食品】博多もつ鍋 蟻月を調理してみた
まずは先入れの”かやく”を投入していきます。紫の火薬は、ニラとキャベツでした。もつ鍋といったら欠かせない具材ですね。
緑の小袋にはもつと唐辛子、さらにもう一種類のキャベツが入っていました。もつ鍋のメイン食材の一つであるキャベツが2種類入っていることになますね。これは見所の一つだと思います。
そしてお湯を入れて(目安量:400ml)5分間待ちましょう。特に指示はありませんが、あといれ液体スープは温めておくと出しやすくなると思います。
そして、5分待ったものがこちらです。
ここで注意ポイント! スープを入れる前に麺をよくほぐしましょう! スープを入れたあとだとほぐれにくくなってしまいます。
作り方にも”必ず”と書いてあったので美味しく食べるためにも面倒くさがらずにほぐしましょうね!
液体スープ、特製スープを入れれば完成です!
ちなみに蓋の裏には、店舗情報が書かれていました。シンガポールやバンコクにも支店がある様ですね。
それでは、実食に移りたいと思います!
【サンヨー食品】博多もつ鍋 蟻月 実食
白味噌のまろやかな風味に野菜エキスなどの優しい甘みが加わって、丸みのあるスープになっています。ニンニクが効いているのですがパンチが強いわけではなく、まろやかな白味噌スープへのアクセントといった立ち位置です。ポークエキスやビーフエキスがもつ鍋出汁のイメージをしっかりと表現していると思います。具材がある状態なので〆ではないと感じがちですが、具材の出汁がしっかり出切ったスープに焦点を当てているものと思われます。野菜・もつの出汁、白味噌のまろやかな風味をしっかりと味わえるスープです。
ちゃんぽんを想起させる麺
ノンフライ麺なので食感はかなり生麺に近いです。成分も従来のノンフライ麺と変わらないのですが、なんとなくちゃんぽん麺をイメージしてしまいます。思い込みの問題かも知れませんが、モチと感のある歯応えがちゃんぽん麺に近い印象を受けました。リニューアル前の油揚げ麺とは全く違うのでパワーアップしていることは間違いないと思います。
小さいながらもモツが嬉しい
かなり小さいですが、モツが入っているというのは嬉しいですね。そして、その小ささも〆の時間なので切れっ端しか残っていないと考えれば納得です。乾燥されているので、脂分は感じませんが、もつ独特のクセはきちんと持っています。
ボリュームのあるキャベツとニラ
もつ鍋はキャベツとニラを楽しむものでもあるので、この量は嬉しいですね。乾燥状態から戻ったキャベツはシャキッとした歯応えもあり、ニラのクセも残っています。具材からももつ鍋を感じることが出来る逸品です。
【サンヨー食品】博多もつ鍋 蟻月まとめ
ごちそうさまでした!
サンヨー食品《博多もつ鍋 蟻月 白のもつ鍋風 〆のラーメン》は、まろやかな白味噌にニンニクの効いた一杯でした。
もつ鍋のスープを見事に表現した商品だと思います。もつや野菜出汁の旨味や、具材としての”もつのクセ”など魅力がたっぷり詰まっていました。ノンフライ麺もモチっと感が好印象で全体的にクオリティの高い逸品です。
もつ鍋屋さんのラーメンと侮らず、一度食べてみることをおすすめします!