2020年12月1日にローソンのラーメン横丁シリーズから、家系総本山である【吉村家】が監修した《横浜家系ラーメン》が発売されました。
2019年に関東限定で発売されていましたが、好評を受け販路を拡大。全国で販売されることになりました。
『横浜家系』というラーメンの一大ジャンルを作り出した総本山が監修したレンジ麺はどの様なクオリティなのでしょうか。
どうぞ最後までご覧ください!
お品書
【ローソン】吉村家監修横浜家系ラーメンの概要
家系総本山 吉村家 横浜家系ラーメン
発売日 | 2020年12月1日 | 発売地区 | 全国のローソン(ナチュラルローソンを除く) |
加熱時間 | 1500w 1分50秒 500w5分30秒 | 賞味期限 | 〜3日程度 |
メーカー希望小売価格 | 509円(税込550円) | カロリー | 565kcal |
今回紹介するのは2020年12月1日に全国のローソンより販売された《家系総本山 吉村家監修 横浜家系ラーメン》です。
吉村家とは神奈川県横浜市の人気ご当地ラーメン『横浜家系』の元祖であり総本山。『家系』の名前も吉村家で修行した直系店が独立する際『〇〇家』と名乗る事が多かったことから来ています。
横浜市の人気ご当地ラーメンとして始まりましたが、現在ではラーメンの一大ジャンルとなるまでに成長し、全国的に家系の店舗が展開しています。
今回の新商品《家系総本山 吉村家監修 横浜家系ラーメン》はローソンと吉村家の共同開発商品。ローソンの『RAMEN YOKOCHO』の新作として店頭に並んでいます。
ローソンの『RAMEN YOKOCHO』は各地の人気ラーメン店が監修したレンジ麺シリーズで全国の名店が名を連ねる人気商品です(博多一幸舎・麺屋一燈 など)
吉村家のラーメンがカップ麺として登場した事は何度もありますが、レンジ麺としての全国発売は今回が初となります。
横浜家系ラーメンの特徴は多くありますが、大きなポイントをあげるなら次の点かと思います。
- 濃厚豚骨醤油スープ
- 具材に海苔とほうれん草
- 太い平打麺
今回はこの3点がどのくらい吉村家の一杯に近いのかをレビューしていきたいと思います。
実店舗を訪れたときは『麺の固さ・味の濃さ・油の量を選べる』や、店舗によっては『ライス食べ放題』などの特徴もありますがレンジ麺なので今回は不問とします。
ラーメンの一大ジャンル『横浜家系ラーメン』を生み出した吉村家が監修したレンジ麺に期待がかかります!
【ローソン】吉村家監修横浜家系ラーメン開封しなかった
《家系総本山 吉村家監修 横浜家系ラーメン》には、家系トッピングの特徴である海苔とラーメンコショーが添付されています。レンジアップの際、外付けのトッピングや調味料は一旦外す事が多いですが、こちらはそのまま温めて問題ない様です。念のためパッケージを確認しましたが、取り外す旨は記載されていませんでした。
商品名や成分表の書いてある帯状のフィルムは、調理前に外してしまいたくなりますが、これもそのままレンジに入れます。もし、帯状のフィルムを調理前に剥がしてしまったり、1度フタを開けてしまったりすると調理不良の原因になります。
…とはいえ、開けてみたくなるのも人情です。その際は自己責任で行いましょう。
【ローソン】吉村家監修横浜家系ラーメン調理してみた
加熱時間
- 1500w 5分30秒
- 500w 1分50秒
表記時間通り温めたら容器を取り出しましょう。容器の底を触って温度を確認し、まだ暖かくなければもう少し加熱すると良いかもしれません。
外付けになっていた海苔をトッピング。ラーメンコショーは途中の味変として使用したいと思います。
横浜家系ラーメンは海苔も大きな特徴の一つで、このサイズの海苔が2枚だと少し寂しく感じてしまいます。海苔好きの方は自分で用意していた方が良いかもしれません。
それでは、実食に移りたいと思います!
【ローソン】吉村家監修横浜家系ラーメン実食
少しボケ気味のスープ
まろやかな豚骨醤油スープです。しかし、そのまろやかさは豚骨からくるものではなく、スープを固めていたゼラチンから来るものの様に感じます。そのせいで醤油のキレがなくボヤけた味になってしまっています。麺と一緒に食べる分にはあまりゼラチンを感じませんが、スープ単体で飲んでみると少し残念に感じてしまいます。
途中から、添付のラーメンコショー・おろしニンニクを入れたらかなりキレが出てきたのでデフォルトで入れても良いかもしれません。
歯切れの良い麺
フタを開けた瞬間は水分がなくなり乾いてしまっている印象だったのですが、スープでほぐしたら解決しました。そして、いい感じに水分が飛んだ結果が歯切れの良さにつながっている様です。表面の固さが良い方向に食感を押し上げています。コシや歯応えがあるわけではありません。どちらかというと柔らかい印象です。表面と内部の固さの差が良い結果を生み出しました。
ほうれん草の量が嬉しい具材
具材は、ほうれん草・チャーシュー・煮卵・海苔の4種類。
ほうれん草の量とスープへのなじみ加減が好印象でした。レンジ麺カテゴリーとしては量も多く、家系の雰囲気を楽しめます。
公式HPでは、チャーシューはほのかに燻してあるらしいのですが、全く感じませんでした。
やはり海苔が付いてくれているのはありがたいですね。調味料を直接海苔に巻く、通称『悪魔の食べ方』も実践できます。調味料をダイレクトい味わえ、スープの風味を変えないという優れた食べ方です。
スープの味変のために、ラーメンコショー・おろしニンニク・ゴマを追加しました。
結果、スープが劇的によくなったと感じました。ラーメンコショーとおろしにんにくによってスープのキレが良くなりましたね。ゼラチン要素を跳ね除けるのに大いに役立ちました。デフォルトで入れてしまっても良いのではないかと思うほど良かったです。
【ローソン】吉村家監修横浜家系ラーメンまとめ
ごちそうさまでした!
《家系総本山 吉村家監修 横浜家系ラーメン】はまろやか豚骨醤油が少しボケてしまった印象でした。
ゼラチン感が残ってしまっているスープは少し残念でしたね。塩味もそこまで高くないので、ゼラチン感が目立ってしまった印象です。そのためスープがボケた様に感じてしまいましたね。
そこさえ覚悟してしまえば、まろやか豚骨醤油の家系ラーメンとして楽しめるかもしれません。麺の歯切れや、家系の強い要素である、ほうれん草・海苔が付いているのは嬉しいポイントです。
興味がある方はぜひ一度お試しください!
吉村家のラーメンは通販できます
吉村家は自身のお店で監修したお土産ラーメンを販売しており、そのラーメンを楽天やAmazonで購入する事ができます。
吉村家のラーメンを完全再現したものではありませんが雰囲気を楽しむ事ができますよ。
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