3月30日に、明星食品から発売されている《明星 ぶぶか 油そば》がリニューアル発売されました!
2002年の発売以来、10回以上のリニューアルを繰り返し、店頭に並び続けるロングセラー商品です。
東京都吉祥寺に本店を置く有名人気店”らーめん専門店ぶぶか”の看板メニュー、油そばをカップ麺として再現し、”ぶぶか”の名前を全国区に押し上げました。名店の油そばを再現した商品は数あれど、年間を通して並び続けるのは”ぶぶか”の油そばだけです
今回は《明星 ぶぶか 油そば》2020年3月リニューアル版が、どの様なクオリティなのかレビューしていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください!
お品書
カップ麺《明星 ぶぶか 油そば》の概要
明星 ぶぶか 油そば
発売日 | 2020年3月30日 | 発売地区 | 全国 |
内容量 | 163g(130g) | 賞味期限 | 6ヶ月 |
メーカー希望小売価格 | 230円(外税) | 熱量 | 769kcal |
今回紹介するのは2020年3月30日にリニューアルした《明星 ぶぶか 油そば》です。
2002年の発売開始以来、10回以上のリニューアルを繰り返し、コンビニの店頭を彩続ける人気のカップ麺です。通年で店頭に並び続けることもあり、カップ麺の油そばでは売り上げNo.1を誇ります。※インステージSRIカップインスタント麺の油そば市場2018年8月〜2019年12月累計販売金額
19年にも渡り販売され続けている超ロングセラー商品で”ぶぶか”の名前を全国に知られるものとした功績が、このカップ麺にはあります。
そして、発売以来カップ麺の開発と製造を担っている明星食品とぶぶか本店とは密接な繋がりがあります。ぶぶかの初代店主は、明星食品の営業マンでした。社命をうけ小さな屋台をオープンさせ、そこからぶぶかの歴史が始まっていきます。
明星食品かぶぶかのカップ麺を長年製造し続けているのもうなづけます。
今回のリニューアルポイントは”にんにく練込極太麺”です。前回2019年のリニューアルで”もっちり極太三層麺”として改良した麺にさらにパンチ力を加えてきました。
明星のホームページでは今回にリニューアルについてこの様に記載されています。
麺と共にリニューアルされた焼豚ダレにも期待がかかります。さらにマヨネーズで濃厚さを後押しするスタイルは変わっておらず、味の濃さ・食べ応えに重点を置いている点も納得です。
ガッツリ系油そばカップ麺として、麺・タレ・濃厚さが強化されたのが2020年度版の《明星 ぶぶか 油そば》です。
カップ麺《明星 ぶぶか 油そば》を開封してみた
ビニールパッケージを剥がすとこの様になっています。4工程に分かれた作り方、店舗情報などが書かれています。
《明星 ぶぶか 油そば》には4つの小袋が同封されています。
- オレンジ=液体スープ
- 黄色=プレーンマヨネーズ
- 紫=かやく(チャーシュー・メンマ・ナルト)
- 青=ふりかけ(ネギ・のり・香辛料)
今回、強化されたのは液体ソース。焼豚ダレの割合が増えているということで、油やソースが中々の重量感です。特に指示はありませんでしたが、調理中はフタの上で温めておくと良いかも知れません。
そして、もう一つのリニューアルポイントは麺。ぶぶかの油そばは、これまで”もっちり三層麺”から”もっちり極太三層麺”へとパワーアップし、更に今回の”にんにく練込極太麺”へと進化しました。
見た目は”もっちり極太三層麺”と変わらないので「にんにくを練込む」という点のみ強化されたのではないかと思われます。(成分的には、「粉末油脂」がなくなり、「酵母エキス」「香辛料(ガーリック)」が追加されています)
明星食品の麺は軒並みレベルが高いので期待したいところです。
カップ麺《明星 ぶぶか 油そば》を調理してみた
調理工程は4工程に分かれています。基本的にはお湯を入れて混ぜるだけです。
まずは、かやくを入れていきましょう。油そばと言うよりも、古き良きラーメンの様な具材ですね。チャーシュー・メンマ・ナルトが入っていますが、ボリューム的にも心許ない感じを受けてしまいます。
こちらにお湯を注いで5分湯戻しをします(目安量:770ml)
そして、湯戻ししたのがこちらです。麺がお湯を吸って心なしかボリュームアップした様に感じます。
まずは、液体ソースをかけていきます。やはり袋の中で脂分などが固まっていた様です。お湯を入れた状態のフタの上で温めておくと、よりスムーズに混ぜることができるかと思います。
そして、よく混ぜたものに、ふりかけをかけます。香辛料のスパイシーな匂いが漂って来て、食欲をそそります!
ブラックペッパー・ローストガーリックなどが入っている様で刺激的なインパクトを残してくれそうです。また、海苔やネギは具材の心許なさを補ってくれます。
そしてマヨネーズをかけて完成です。こちらのマヨネーズはカラシなどが入っていないプレーンタイプ。油そばの濃厚さを強化してくれます。
それでは、実食に移りたいと思います!
カップ麺《明星 ぶぶか 油そば》実食
完成度の高いモチモチにんにく練込麺
油揚げ麺でありながら、モチモチした食感を表現できている素晴らしい麺だと思います。もちろん生麺の様な食感ではなく、湯戻しした油揚げ麺のモッチリ感なのですが、これはこれで良いと思わせてくれます。肝心の”にんにく練込”に関してもお見事で、麺からにんにく風味を感じることが出来ます。ソースと相まってパンチ力を格段に上げる要因となっていますね。わずかにかかっている縮れでソースとの絡みも良く、こってりとしたソース・マヨネーズ・ふりかけを同時に口に入れると濃厚でインパクトのある味わいとなります。
濃厚焼豚ダレ
”濃厚焼豚醤油ダレ”の名に偽りなしの濃い味、こってりとして油分も満載です。醤油味が先行しているので豚骨風味を感じることはできませんが、パンチ力が高く、満足感が高いです。今回のリニューアルで強化したという「味の濃さ」の点において納得の仕上がりです。わずかに感じられる酢の存在が油そばっぽいですね。途中で味付として、更に酢を足してみるのも良いかも知れません。
具材は飾り程度
ボリュームもクオリティも具材はあまり存在感がありませんでした。麺のクオリティが高いのでそちらに全振りした形でしょうか。唯一、メンマだけはシャキッとした感じがあり、麺のモッチリ感との対比で良かったと思います。ナルトも色合いという意味では華やかにしてくれていましたね。
スパイシーなふりかけ
プラックペッパーなどピリッと刺激的な香辛料がパンチ力を上げています。こってり濃厚なタレの中にこういった刺激があるとメリハリがついて良いですね。ネギと海苔も量が少ないながら薬味としての役割をキチンと果たしています。
こってりマヨネーズ
濃厚焼豚醤油ダレとマヨネーズの相性がよく、こってり感が後押しされています。また、マヨネーズと一緒に麺を口に含むとにんにく風味がアップする様に感じます。実は全体を下支えしているのがマヨネーズです。
カップ麺《明星 ぶぶか 油そば》まとめ
ごちそうさまでした。
《明星 ぶぶか 油そば》は、濃厚こってりとした味わいで満足感の高いカップ麺です。
以前から評判の高かった麺ににんにくを練り込みさらに強化。タレの濃厚さも一段とアップさせて来た様です。130gのボリュームと濃い味が相まって、食事満足度はかなり高いと思います。
こってり濃厚嗜好の方には自信を持ってオススメできる商品です。脇に、酢とラー油を待機させて置き、お好みで味変するとさらに楽しめるかと思います。
カップ麺《明星 ぶぶか 油そば》の成分
○熱量=濃い味・大ボリュームの弊害か、重量級の769kalを数えます。