9月21日に、東洋水産から発売されている《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》がリニューアル発売されました!
北海道の名店”麺屋彩未”が監修し、2015年の発売以来、リニューアルを繰り返しながらコンビニに並び続けるロングセラー商品です。
カップ麺だけに留まらず、レンジ麺としても登場し高い人気を誇っている”麺屋彩未”監修の味噌ラーメンだけに注目の商品です。
今回は《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》が、どの様なクオリティなのかレビューしていきたいと思います。
どうぞ最後までご覧ください!
お品書
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》の概要
マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん
発売日 | 2020年9月21日 | 発売地区 | 全国 |
内容量 | 125g(75g) | 賞味期限 | 6ヶ月 |
メーカー希望小売価格 | 260円(外税) | 熱量 | 435kcal |
今回紹介するのは2020年9月21日にリニューアル発売された《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》です。
「札幌で1番美味い味噌ラーメン」との呼び声も高い”麺屋彩未”が監修し、2015年の新発売以来リニューアルを繰り返しながらコンビニに並びつつけています。前回は2018年にリニューアルが行われ、その時は「お店の味を忠実に再現したレベルの高いカップ麺」と評価されるほどでした。
約1年が経ち、さらに磨きをかけた《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》にも、必然的に期待がかかります。
東洋水産のブランドマルちゃんでは、カップ麺の他に、チルド麺でも”麺屋彩未”監修の商品を販売しています。”麺屋彩未”の味を再現する事には一日の長があります。
今回のリニューアルの目玉は何と言っても”生麺ゆでてうまいまま製法”です。
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》は、リニューアル前もノンフライ麺を採用していました。なので、一見変わっていない様に思えますが、その実、作り方が変わっています。
従来の”ノンフライ麺”が、麺を蒸してから熱風で乾燥させているのに対し、
”生麺ゆでてうまいまま製法”は、麺を茹でてから乾燥させる、という方法を取っています。
湯戻しした時に、より生麺に近い状態にするため、東洋水産が4年の歳月をかけて生み出した製法です。これにより、麺がどの様な変化を起こしているのか、楽しみになります!
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》開封してみた
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》には4つの小袋が同封されています。
- 赤=粉末スープ
- 緑=液体スープ
- オレンジ=かやく1(肉そぼろ)
- 青=かやく2(チャーシュー・ネギ)
実店舗の”麺屋彩未”にも使われている「肉そぼろ」が付いているのは嬉しいですね。
生姜の別添えや、もやしは流石に入れられなかった様ですが、カップラーメンにそれは求めすぎかなとも思います。
”生麺ゆでてうまいまま製法”のノンフライ麺です。平打ちの細麺で少しウェーブがかかっている様に見えます。
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》調理してみた
作り方は3工程に分かれています。①はすでに行っているので、②から行っていきましょう。
かやく1・かやく2を入れます。具材の種類が多くて良いですね。
熱湯を内側の線まで注ぎます(目安量:430ml)
液体スープは、フタの上で温めておきましょう。入れる時にやわらかくなり、滑らかに出てきます。
そして、5分経ったものがこちらになります。ノンフライ麺系は、固めが好きだからと言って早めに湯戻しをやめてしまうと、ゴワゴワになってしまいます。推奨時間通りに湯戻しする事をオススメします。
液体スープ・粉末スープを入れよくかき混ぜましょう。
これで完成です。スープの色はフタの写真より白味がかって見えます。
それでは、いただいていきたいと思います!
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》実食
まろやか味噌スープ
塩分の高さで勝負しない、まろやかな甘味を持った味噌スープです。味噌は下支えの役割を担い、野菜出汁やポークエキスの旨味がフロントを張っています。味噌ラーメンというと、味噌が支配的なイメージがありますが、味噌以外の旨味も十分に味わえる一杯です。札幌味噌ラーメンに使われることが多いラードもたっぷりで、こってり感を演出しています。ただ”麺屋彩未”の特徴でもある、生姜があまりあまり感じられませんでした。スパイス系が強めに出ているのでその中に隠れてしまっているのかも知れません。
生麺ではないが生麺に近い
ツルツルの麺肌やモッチリとした食感は生麺に近いと感じます。しかし、やはりコシの部分がどうしても生麺には及ばないところですね。カップ麺としてはかなり生麺の表現に近づいてきているとは思うのですが、近づいたからこそ差が見えてしまうというジレンマを感じます。ノンフライめんよりも、モッチリとした食感の部分で”生麺ゆでてうまいまま製法”の意味があるのかなと思いました。
ハードルを下げまくったら超えてくる
カップ麺のチャーシューと言ったら、ペラペラで肉感なんて全くないものだと思いながら食べました。すると、ハードルが思いっきり下がっていたからか少しだけ肉感を感じる事が出来ました。心なしか厚みもある様に感じます。
具材は良いと思う
フリーズドライ製法なのか、メンマとネギは湯戻しによって、シャキッとした食感が感じられました。この点が多いにプラスポイントです。肉そぼろは散ってしまうと、あまり存在感はありませんでしたが、それでも口に入った時には仕事をしてくれます。チャーシューに肉感が足りない分を少しだけ補ってくれました。
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》まとめ
ごちそうさまでした!
《マルちゃん 麺屋彩未 札幌味噌らーめん》はまろやかな甘味を持った味噌ラーメンでした。
本店を食べたことはないので比べる事は出来ないのですが、味噌ラーメンとしては薄味である様に感じました。塩分が控えめで、味噌に甘味があるので、ガツンとしたパンチがある商品ではありません。むしろ、まろやかな食べやすさを持っています。
万人に受け入れられる総合力の高い一杯でした。